OMOはしご旅。祇園を子連れ散歩！〈OMO5京都祇園編〉

公開日 2022年10月20日 最終更新日 2022年10月26日

前回からお届けしている、
京都OMOの子連れはしご旅。

今回は祇園、八坂神社のすぐそばにある
OMO5京都祇園（おも） by 星野リゾートの
宿泊レポートをお届けします。

OMO3京都東寺の様子はこちら！

京都のOMOを子連れはしご旅！〈OMO3京都東寺編〉

OMO5京都祇園は八坂神社すぐそば。「今日は祇園ぐらし」がコンセプト

OMO5京都祇園は
星野リゾートが運営する
ホテルブランド「OMO（おも）」
のひとつ。

祇園エリアで
観光に便利な立地です。

ホテルは四条通に面していて、
八坂神社がすぐそばに！

この立地を生かし、
ホテルのコンセプトは
「今日は祇園ぐらし」。

ただ観光するのではなく、
祇園の日常を感じながら
過ごせるサービスや
アクティビティが提供されています。

しっとりとした雰囲気ですが、
子ども連れの宿泊ももちろんOK！

最大6人まで泊まれる客室も
用意されています。

ホテル入り口の暖簾をくぐると
少し階段がありますが、
ベビーカーや重い荷物などは
その先のフロントで声をかければ
サポートもしてくれます。

フロントの奥には
OMOベースと呼ばれる
パブリックスペースが。

八坂神社を中心とした
門前町（寺や神社の門前に発展した都市）にある
茶屋をイメージして作られているそうです。

ホテル周辺の地図には
おすすめのお土産やさんや
飲食店の情報がたっぷり。

有名店はもちろん、
地元情報に精通したスタッフ
（ご近所ガイド OMOレンジャーと呼ばれています）
がおすすめする穴場も。

街歩きの前にチェックしたいところです。

ここでは京都のガイドブックも
自由に閲覧できるようになっています。

キッチン付きの客室もあり！離乳食の調理に便利

今回泊まったのは
茶の間トリプル キッチン付。

ソファベッドも合わせて
定員は6人で、
浴室はもちろんセパレート！

土足厳禁で
ベッドも低いため
小さい子どもがいても
快適に過ごせます。

こちらはキッチン。

電子レンジや冷蔵庫、IHはもちろん、
基本的な調理器具や食器も
そろっています。

錦市場などで買い物をして
京料理を楽しむことを
想定した客室ですが、
赤ちゃんや乳児連れの場合は
離乳食作りにも便利に使えそう！

ちなみにアメニティは
セルフサービスになっていて、
OMOベースで必要なものを選び
客室に持ち帰るスタイルです。

ルームウェアはOMO3京都東寺と同じ。
1着200円でレンタルできます。

老舗和菓子と手作り抹茶でひとやすみ！

チャックイン後は、
移動の疲れもあるので
客室でひと休み。

OMO5京都祇園には
お抹茶を無料で楽しめるアクティビティ
「祇園てくてく茶会」があります。

これはホテル近くに数多くある
和菓子屋さんまで散歩し、
好きな和菓子を購入して
ホテルで抹茶を点てるというもの。

OMOベースには石臼が置いてあり、
茶葉を挽くところから体験できます。

結構力が要りますが、
子どもでもしっかり体験できました。

自分で挽いた抹茶を使って、
客室で抹茶を点てます。

抹茶碗や茶杓、茶筅など
必要な道具は無料で
貸し出してくれるので便利。

子どもが使いやすい
小さめの茶筅や
プラスチックの抹茶碗も
あったので安心！

本来はお作法を一から勉強して
点てるのがよいのかもしれませんが、
今回は体験ということでご愛嬌。
まずはやってみることが大切です。

苦い！と言うかなと思いきや
子どもたちは「おいしい」と
おかわりまでしていました。

和菓子と一緒に楽しむから
苦さもちょうどいいバランスに
感じたのかもしれません。

ちなみに、ホテル周辺の
おすすめ和菓子屋さん一覧表は
OMOベースで配布されています。

今回はホテルから徒歩5分ほどの
場所にある祇園鳴海屋へ行きました。

このアクティビティは
15:00〜18:00の間で開催。
予約不要で無料ですが、
和菓子の購入は各自で行います。

ホテルがある場所は
本当に立地がよく、
観光だけでなう買い物にも
とても便利です！

近くにはコンビニ（ファミリーマート）があり、
西に向かって12分ほど歩けば
京都タカシマヤもありますよ。

夜は客室で仕出し料理！子連れでも気兼ねなく京料理を楽しめる

OMO5京都祇園は
ホテル内にレストランがないため
夕食は基本的に外食。

予算や食べたいもの、
持ち帰りOKなどの希望に合わせて
OMOレンジャーが
おすすめのお店を教えてくれる
サービス「祇園おせわがかり」があります。

今回は、客室で気兼ねなく
ゆっくり食事したかったので
仕出し料理の手配をお願いしてみました。
（3日前までの予約が必要です）

八坂神社横の円山公園にある
老舗京料理・鍋料理の
鳥久さん。

名物の水炊き料理を
客室でいただけるなんて最高です！

お鍋や卓上のIH調理器具も
あらかじめ客室に用意されています。

丁寧なレシピもついていたので
最近自宅でも料理に目覚めた
9歳の息子が調理。

客室なら子どもが歩き回っても
周囲に迷惑をかけることはないし、
子どもが先に食べ終わっても退屈しません。

眠そうになったら途中で
お風呂に入れることもできたりと
いいことだらけです。

今回は水炊き鍋にプラスして
祇園いづ重の
盛り合わせ寿司もお願いしてみました。

もちろん自分たちで
店に足を運んでその場でいただいたり
購入してくることもできるのですが、
客室まで届けてくれるのは
本当にありがたい！

せっかくの旅行だから
現地のおいしいものを食べたい。
だけど周囲に気を使うし
客室でゆっくりしたい！
という家族旅行の気持ちに
ぴったり寄り添うサービスです。

早朝の祇園を散歩するツアーに参加。朝は写真も撮りやすい！

翌朝は、朝食の前に
祇園界隈を散歩。

人気の無料アクティビティ
「祇園うるわし朝まいり」
に参加しました。

朝6時半スタートと早いですが、
その分観光客はほとんどおらず
祇園の日常を垣間見ることができます。

花見小路を歩いて
安井金比羅宮にお参りし、
ねねの道を通って
八坂神社をお参りする
約1時間のコースです。

こちらは安井金比羅宮。

悪い縁を切り、
良縁を結ぶと言われています。

早朝は人が少なく、
普段は行列ができているという
この縁切り縁結び碑（いし）にも
すぐに祈願できました。

高台寺南門通りを歩き、
維新の道と呼ばれる坂道を登ると
こんな絶景フォトスポットが！

うっすらと京都タワーまで見えます。

この坂を登りきると
坂本龍馬の墓がある
霊山護国神社があります。

そこからは京都が一望できるそうですよ。

その後は路傍の仏様に触れながら
ねねの道を散策。

八坂神社まで戻ってきました！

ここは南側の南楼門にある
石鳥居です。

このアクティビティは
途中に坂道もあり、
少し体力が必要ですが
5歳児でもなんとか
抱っこなしでゴール。

歩ける年齢でも、
心配な人は抱っこひもを
持参するといいかも。

ホテルに戻ったら、
OMOベースで
御香煎（おこうせん）を
入れてもらいました。

御香煎とは漢方の原料を香ばしく煎って
粉末状にして焼き塩で味付けしたもの。

お湯に溶かして
お茶のようにいただきます。

焼きたてパンで贅沢な朝ごはん！

散歩の後のお楽しみは朝食！

このホテルでは、朝食付きプランを選ぶと
ホームベーカリーの焼き立てパンを
客室で楽しめるようになっています。
（「おへやベーカリーセット」税込み1,000円）

京都にはおいしいベーカリーが
たくさんあり
地元民の朝ごはんを客室で
いただく、そんなイメージです。

必要な材料はあらかじめ
客室に用意してあり、
面倒な計量も不要。

就寝前に材料を入れ、
食べたい時間に合わせて
タイマーをセットするだけ。

親子で一緒に準備すると
さらに楽しい！

今回は散歩のアクティビティから
戻る時間に合わせて
焼き上がるようにセットしておきました。

焼き立てパンの香りは
たまりません。

セットにはパンにつけて楽しむ
コンディメント6種類と
ドリップコーヒーが含まれています。

コンディメントは
抹茶スプレッド、粒あん、
バター、豚のリエット、卵スプレッド、
豆乳ディップ。

甘いものも塩気のあるものも
どちらもパンによく合います。

でも、焼き立てパンは
何もつけなくてもおいしかった！

OMOベースにはフードの自販機も
用意されていて、
パンに加えて野菜のポタージュスープや
京野菜のジャムなど
お好みに合わせて
プラスできるのも◎。

子どもたちはスープを追加し、
パンを浸して食べる
アレンジも楽しんでいました。

1斤のパンは
3人であっという間に完食。

ホテルのモーニングや
家のホームベーカリーとは
また違う、祇園ぐらしの
朝食を堪能できました。

チェックアウト後は
キャリーサービスを利用して
手ぶらで観光へ。

OMO5京都祇園の向かいにある
漢字ミュージアムへ行きました。

漢字ミュージアムの
滞在レポートはこちら！

【京都】漢字ミュージアムは子どもも大人も楽しい！

京都OMOの子連れはしご旅、
次回はOMO5京都三条へ向かいます。

取材協力／OMO5京都祇園 by 星野リゾート

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