公開日 2022年11月29日 最終更新日 2023年5月31日
今回は、山梨県山中湖村に
新規オープンしたグランピング施設
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖
を大特集！
2022年12月1日開業。
いち早く体験してきた様子を
たっぷりレポートします。
（取材は2022年12月に実施、情報は取材当時のものです）
東京から車で約90分！山中湖インターを降りてすぐの便利な立地
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖は
山中湖に近く、インターを降りて約5分という立地。
東京からは約90分なので
週末に気軽に訪れることができます。
富士山はもう目の前！
全室から富士山が眺められるという
抜群のロケーションです。
全室が独立プライベート空間。テントだけでなく露天風呂やサウナ、焚き火も各客室にある
グランピング施設は
全国各地でかなり増えていますが、
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖が
他と違う最も大きなポイントは
全室プライベート空間が確保されていること。
こちらは今回宿泊した客室の様子。
6mドームテントを中心に、
居住空間が敷居で囲まれています。
この中に焚き火スペース（屋外リビング）、
食事スペース、露天風呂や水風呂、
脱衣スペースやトイレまで完備。
アウトドアのよさを生かしながら
この中ですべて完結できる
便利なスタイルです。
トイレや脱衣所に行くための
通路には屋根があるから、
雨や雪が降っている日でも
濡れずに移動できるのは大きなポイント！
ドームテントの内部の様子です。
もちろん冷暖房完備。
こちらは4ベッドですが、
最大6人まで泊まれます。
子どもは3歳以下は
添い寝で無料（食事なし）。
4歳から未就学までは
宿泊料金3,080円
（キッズプレートと朝食付き）。
小学生は宿泊料金が大人の35%
（ジュニアBBQと朝食付き）、
中学生以上は
大人と同金額・同内容となります。
今回泊まったテントは、
中からでも富士山が見えました。
焚き火台のある屋外リビングと
隣接しているのは
食事スペースです。
こちらも冷暖房完備で、
大型BBQコンロのほか
シンクや冷蔵庫、基本的な
カトラリーや紙皿などが
用意されています。
キッズチェアも標準装備。
こちらはお風呂スペース。
露天風呂（左）と
富士山の天然水を使った水風呂（右奥）、
サウナテントまで備えています。
サウナテントは4人用。
いつでも好きなタイミングで
周囲を気にせず入れるのはうれしい！
露天風呂はとても気持ちがいいですが、
子連れだと冷えてしまわないか
洗い場がきちんとあるのか
心配な面もあります。
でもここでは冷暖房完備の脱衣スペースと
独立したシャワー室（屋内）が
あるので安心です。
アメニティもひと通りそろっていますが
歯ブラシを含め
子ども用は置いていないので、
必要なものは持参を。
夕食は地元の食材でバーベキュー。キッズプレートもあり
食事は、夕食と朝食が
宿泊代金に含まれています。
17時のチェクイン時には、
食事スペース内の
冷蔵庫などに食材は用意ずみ。
内容は、山梨県産の食材をたっぷり使った
イタリアン風のバーベキューです。
季節野菜を使ったバーニャカウダ、
殻付きホタテや甲斐サーモン、
甲州ワインビーフ、甲斐AKポーク、
地鶏などなど盛りだくさん。
BBQコンロでじっくり仕上げる
ボロネーゼや、
ワインに合わせたい甲斐AKポークの
自家製パテ、生ハムなども。
宿泊人数の関係で冷蔵庫に
食材が入りきらない場合は
後から食材を届けてくれる場合もあります。
ちなみに食事スペース内には
冷蔵庫が2つ置いてあり、
大きいほうの冷蔵庫に入っている
飲み物はインクルーシブ。
缶ビールや酎ハイ、ワインはもちろん
ジュース類やお茶もたっぷり入っていて
追加料金なしで楽しめます。
小型冷蔵庫に入っている飲み物は
チェックアウト時に別途清算です。
中身は富士山サイダーや
富士山ビール、
日本ワインスパークリングの
甲州酵母の泡など
こちらも山梨ブランドを
意識したラインナップになっていました。
（内容は随時変更する可能性あり）
グランピングの醍醐味は
やっぱりバーベキュー。
大型コンロで少しずつ
焼いてきます。
子どもに手伝ってもらうのも楽しい！
4歳から未就学の6歳用には
キッズプレートを届けてくれました。
バーベキュー取り分け用のプレートも
食事スペースに置いてあります。
カトラリーは、写真のものは大人用ですが
キッズサイズのものもあり。
何時ごろ必要か、だいたいの時間を
指定してくれるので
料理は温かい状態。ありがたい！
キッズプレートは早めにお願いして、
少し食べさせてから
バーベキューをスタートすると
バタバタせず親もゆっくり食べられそうです。
キッズプレートとバーベキューで
少しおなかを満たしてから
焚き火台へ移動。
バーニャカウダやパン、
生ハムなどつまめる料理は
焚き火を囲みながら楽しみました。
料理のセットには、
焚き火台で楽しむ焼き芋や
マシュマロも。
早く食べ終わった子どもにも
お楽しみがたくさんありました。
とはいえ、焚き火をただじっと
見ているだけでも飽きない子どもたち。
プライベート空間だからこそ、
自宅と同じような感覚で
リラックスして
アウトドアの雰囲気を楽しめました。
富士山麓の秋冬は寒さが厳しく、
11月半ばでも早朝は氷点下。
テント内や食事スペースは
エアコンを入れれば暖かいですが、
ヒートテックや厚めのアウターを
多めに準備しておくと安心です。
大人にはワークマンのウェアを
無料で貸し出してくれるサービスも。
キャンプやグランピング初心者は
現地がどれだけ寒いか、
どのくらいの準備をしておけばいいか
イメージしづらいですよね。
また、焚き火の火の粉で
手持ち服に穴が空いてしまったら…という不安も。
ワークマンのウェアは
フロント棟にサンプルが用意されているので、
試着して好みのものを選んで
貸し出してもらうことができますよ。
サイズフリーのレディースポンチョは、
小学生くらいなら着用できそうです。
ドームテントのすぐ横に露天風呂。脱衣所があるから子連れでも快適！
混雑や接触を気にせず、
いつでも入れる露天風呂。
全室プライベート仕様で
最も価値を感じた
スペースかもしれません。
チェックイン後すぐに入り、
夕食後にまた入り、
朝も浸かる、という風に
子どもたちは何度も楽しみました。
プライベートサウナが
あるのも大きなポイント。
子どもは体温調節機能がまだ
きちんと備わっていない場合も多いので、
保護者同伴で数分だけ体験しました。
（子どもだけでサウナを利用することは
危険なので絶対にやめてください）
こちらは脱衣スペースの様子。
ホテルのように快適に、
着替えや身支度をすることができました。
洗面台は身長110cmの娘でも
自分でうがいできる高さ。
踏み台や椅子を使わないで届くと、
その分親の負担や心配事も減ります。
テントの中では、
ジェンガやUNOで団欒タイム。
テントにあらかじめ用意してくれてありました。
デジタルに頼らずとも
自然、そして家族の会話を
大切に噛み締めることができた、
そんな夜になりました。
富士山は夜の姿もきれいです。
子どもを寝かしつけた後は、
客室から出て富士山を眺めたり、
ランタンの光だけで温泉に浸かる
といった楽しみ方もできます。
朝食は、富士山を眺めながらいただくホットサンドやスムージー！
ゆっくり過ごした翌朝は、
ヘルシーな朝ごはんをいただきます。
朝食の食材も、チェックイン時に
冷蔵庫に用意してあるため、
好きなタイミングで
いただくことができるんです。
内容は
地元産の野菜で作ったサラダ、
自分流にカスタマイズできるホットサンド、
野菜やフルーツたっぷりの
スムージーなど。
ホットサンドメーカーやミキサー、
コーヒーメーカーも
用意してあります。
食パンには卵サラダやハム、
レタス、チーズなどを
好きに挟んで！
子どもたちでもできる工程は
お願いしてどんどんやってもらいました。
自分たちで作る新鮮スムージーは、
爽やかな朝にぴったりです。
富士山を眺めながら
おいしくいただきました。
ホットサンドも熱々できたて！
小さな子どもがいると、
お世話と自分の身支度でバタバタしがち。
おむつや授乳が必要な赤ちゃんなら
なおさらです。
ホテルでも時間フリーの朝食はいただけますが、
いったんレストランに入ると
中断できないしトイレへの移動も大変です。
客室ですべて完結のグランピングなら
タイミングも量も自由！
融通が効き、くつろぎ度も段違いでした。
朝食後、10時のチェックアウトまでは
富士山スケッチタイム。
絶好のロケーションを生かして
富士山の絵を描きました。
スケッチブックと色鉛筆は持参。
集中力はそれほど持ちませんが、
楽しんでくれればそれでOKです！
2人とも富士山の雄大さ、美しさを
肌で感じてくれた様子。
親もゆっくり、くつろぐのが一番ですが、
ワーケーションとして施設を利用したり
短時間サクッと仕事してもはかどりそうです。
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖は
大自然に囲まれた非日常感、そして
家でくつろいでいるような
リラックス感を同時に味わえる場所でした。
子どもたちからは「また来たい！」と
早くもリクエストが。
友人家族と日を合わせて予約し、
焚き火タイムを一緒に楽しむなど
するのも楽しそう！
12月1日オープンで、
すでに年内の予約はほぼ埋まりつつあるとのこと。
興味を持った人は、
ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、
施設から車で3分ほどの場所にある
花の都公園は
ダイヤモンド富士のビュースポット。
ダイヤモンド富士とは、
冬の期間だけ見られる絶景。
富士山頂と太陽が重なる瞬間、
ダイヤモンドのように
輝いて見えることからそう呼ばれています。
山中湖周辺では日没時に
見ることができます。
私たちが訪れた日は、
少し雲が多かったものの
かすかに見ることができました。
寒い季節は
どうしても足が鈍ってしまいますが、
この時期だからこそ見られる景色や
楽しみ方がたくさんあります。
ダイヤモンド富士や
真冬グランピングもそのひとつ。
この冬は山梨県での家族旅行を
ぜひ計画してみてください！
取材協力／VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖