公開日 2020年7月16日 最終更新日 2022年11月18日
2020年7月17日、 川崎駅前に カワスイ 川崎水族館 (通称カワスイ)がオープンします。 開業前の内覧会に 行ってきました! 気になる展示の内容や 子連れ目線での カワスイの楽しみ方を 徹底レポートします。
アクセス良好!駐車場もあり
カワスイは JR川崎駅東口から徒歩1分の 商業施設、川崎ルフロンの 9-10階にオープンします。 改札口を出てからすぐで、 フラッと立ち寄れるのは 子連れのお出かけの大きなメリット。 また川崎ルフロンのパーキングを 利用することができるので 電車でも車でもアクセス良好です。
ルフロンの入り口には カワスイがある10階への 直通エレベーターの案内が。 ベビーカーでも安心です。
チケットカウンターは広々。 その場でも購入できるし、 公式サイトでWebチケットも 販売しているので、 列に並びたくないなら 事前購入しておくほうがベター。 購入から3ヶ月間有効なので、 急な予定変更や体調不良にも 対応できそうです。 カワスイは2部制になっていて 昼(10:00〜17:00)、 夜(18:00〜22:00)で 完全入れ替え制。 昼チケット、夜チケットはそれぞれ 大人2,000円、 高校生1,500円、 小・中学生1,200円、 4歳以上の幼児600円。 1日中楽しめる共通チケットは 大人3,000円、 高校生2,250円、 小・中学生1,800円、 4歳以上の幼児900円。 (以上すべて税込) 3歳以下は無料です。 年間パスも発売されていて、 昼・夜・共通どれも 2回分の料金で1年間 いつでも入館できるので よく行く人は購入するといいかも。
チケットカウンターの横には 小さなカフェ、 カフェ クラムがあり オリジナルソフトクリーム、 ポップコーン、 川崎のクラフトビールなどを 販売しています。 ママ友や家族との 待ち合わせ場所としても使えるし、 購入したフードやドリンクを 展示ゾーンに持っていくことも 可能だそうです!
身近な魚から南米アマゾンの生き物まで展示
カワスイのテーマは 「水辺のオアシス」。 世界じゅうの水辺を散歩しているような 展示になっているのが 大きな特徴です。 展示は 多摩川、オセアニア・アジア、 アフリカ、南アメリカ、 パノラマスクリーン、アマゾンと 6つのゾーンに分かれています。
入ってすぐ見えるのは チョークアートで描かれた 熱帯雨林! ここではさまざまな生きものが 映像コンテンツになって 現れます。 昼と夜では登場する 生きものが異なるとのこと。 私たちが訪れたのは 夜の時間帯だったので、 ホタルやヘラクレスオオカブト、 ハシビロコウなどを 見ることができました。
展示は多摩川ゾーンからスタート。 川崎市を流れている とても身近な川ですが、 その生態系については 詳しく教えてもらえる場所が あまりないため貴重です。 ここでは上流、中流、下流に分けて アブラハヤ、ウグイ、コイなどが 展示されています。
カワスイでは水族館では 世界初の水中ライブカメラを 採用した展示システム、 リンネレンズ スクリーンを 採用しているそう。 カメラがとらえたライブ映像を 大型タッチスクリーンに表示していて、 AIで今何が写っているかを解析。 スクリーン上で生き物の名前を タップすると、 解説が表示されるんです。 カタカナや漢字が読める 小学生の中高年だと このサービスを使いこなすことが できそうです。 ちなみにどの展示にもQRコードが 設置されていて、 スマホをかざすと 今見ている生き物の名前や 生態がすぐ確認できる仕組みになっています。
ここはオセアニア・アジアゾーン。 ブルーのライトアップがきれいです! アロワナやメコンオオナマズ、 テッポウウオなど 日本ではあまり見られない 生きものの展示が多いので 子どもたちも大興奮。
展示は比較的、低い位置にあり 小さな子でも 自分で見ることができます。 娘は身長100cm未満ですが、 ほとんど抱っこすることなく 好きな展示を好きなように 見て回っていました。 これは子供にとってとても大事なこと!
ここはアフリカゾーン。 アフリカの大地をイメージした オレンジと赤のディスプレイが 印象的です。 カラフルな魚、 古代魚と呼ばれる魚など ちょっと珍しくて 面白い風貌の生きものがそろっています。 魚以外にも水辺に棲む パンサーカメレオンがいて、 今後は夜行性の猿 ショウガラゴの展示も このゾーンで行われるそうです。
9階に降りると、 南アメリカゾーンが。 ここにはピラニアやデンキウナギのほか なんとグリーンイグアナも! 私たちが訪れたときは ガラスケース近くで寝ていたため こんな間近で観察することができました。
南アメリカゾーンにある パンタナルエリアは、 世界最大級の熱帯湿原を 再現したところ。 カワスイで最も大きな水槽は ここなんです。 ネオンテトラなど 小さな生きものが 約8,000匹展示されているそう。 水槽はコの字型になっていて いろいろな角度から 展示を楽しめるようになっています。 3密を避けられるという意味でも 親は安心して楽しめます。
水槽の後ろに見えるのは、 巨大なLEDモニター。 ここに、アマゾン川流域で 撮影された映像が流れています。 朝、昼、夕方、夜で 異なる映像が流れるため、 行くたびに違う景色が見られるかも。 私たちが訪れたときは きれいなサンセットに 出合うことができました。 海外旅行に行けない今、 子供たちにとっても 貴重な体験になるはずです。
緑いっぱいのこもれびカフェで一休み
南アメリカゾーンの途中に 見えてきたのは こもれびカフェ。
緑と木に囲まれて ゆったりくつろげそうな インテリアになっています。 メニュにはコーヒーやスイーツ、 ココナッツカレーなどが ラインナップ。
こもれびカフェは 子連れが利用しやすい サービスがたくさんあり、 キッズチェアはもちろん完備。 靴を脱いで上がれる個室もあります。
左側に見える穴は、 赤ちゃんが座れる ポケットシート! まだキッズチェアに座れない 低月齢の赤ちゃんにぴったりです。
個室は2つあり、 中央の仕切りを取って 大人数での利用も可能。 (上の写真は仕切りを取った状態) 個室の入り口をふさぐ ベビーゲートも 用意してくれるそうです。
そして個室を含め どの席にも電源を完備。 カワスイ全体にフリーWi-Fiも 用意されています。
こもれびカフェの隣には 猫テラス ソラネコカフェが! 可愛い猫と触れ合える施設なのですが、 オープン後しばらくは 新型コロナウイルスの影響で 中に入れません。 (※2021年12月現在では営業しています!) ただソラネコカフェと こもれびカフェは ガラスで仕切られているため こもれびカフェ側から 猫ちゃんを眺めることはできますよ。
こもれびカフェの隣には キッズルームもあります。 靴を脱いで入り、 お絵かきしたり絵本を読んだり 芝生でくつろいだり。 塗り絵もあります。 無料で利用できます。 小学生以下の子供と保護者のみ利用可能。
アマゾンのジャングルを擬似体験!
最後はアマゾンゾーン。 熱帯雨林のジャングルを イメージした展示で、 吹き抜けを利用した 開放的なつくりになっています。 スコールや霧が多い熱帯雨林を より体感できるよう、 上からミストが降り注ぐ こともあるそうです。 暑い日は特に心地よさそう!
ここでは世界最大の淡水魚、 ピラルクやピラニア、 レッドテールキャットなどを展示。 マタコミツオビアルマジロなどの 動物もいます! 今後はカピバラやフタユビナマケモノ、 オニオオハシなどの展示も予定されていて、 新型コロナウイルスの流行収束後は カピバラの餌やり体験なども 検討しているそう。
ガラス仕切りのない アマゾンデッキです。 滝が流れ、ブラジルの魔除けと されているカハンカの木像も 飾られていて、 夜はライトアップもきれい!
アマゾンゾーンを抜けると オフィシャルショップを発見。 オリジナルのお土産やお菓子、 魚・生きものの図鑑、 標本などが販売されています。 ショップはカワスイに入館しなくても 利用できますよ!
カワスイの赤ちゃん向けサービスまとめ
赤ちゃんや乳幼児にマストな おむつ替えスペースは、 10階に2カ所、9階に1カ所ある トイレに設置してあります。
また、どのトイレにも 子供用の小さな便器や (下の写真は親子トイレ) 便座シートが用意されています。
9階の南アメリカゾーンには、 授乳室もあり!
mamaroという完全個室の ベビーケアルームです。 この中で授乳、おむつ替え、 離乳食を食べさせるなど 赤ちゃんのお世話をすることができます。
室内はこんな感じ! 手前にもうひとつ 可動式の椅子があり、 ソファとつなげると 赤ちゃんを寝かせて おむつ替えすることができます。 利用は1回につき20分までです。
カワスイはコンパクトなつくりなので、 カフェ休憩を入れても 3時間程度で見て回れそうな 印象でした。 昼と夜で展示・ライトアップなども 変化するため、 休日は朝からゆったりと。 平日は園や学校終わりに ママ友たちと訪れるなど、 いろいろな楽しみ方ができそうです。 この夏のお出かけ先候補に ぜひ入れてみてくださいね。 取材協力/カワスイ 川崎水族館
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