公開日 2021年3月26日 最終更新日 2021年3月26日
パルクール とは 今、最も話題を集めている 新しいスポーツのひとつ。 パルクールは 走る・跳ぶ・登る などさまざまな動きを 環境に応じて自分で考え、 組み合わせて 心身を鍛えるスポーツ。 フランス軍が行なっていた トレーニングから 生まれたものです。 YouTubeで 壁を駆け登ったり 障害物を飛び越えながら 走り回る人の動画を 観たことはありませんか? 「かっこいい!」と 憧れる子供も多いようです。 パルクールを習える 教室やジムも増えてきていますが、 子供向けレッスンはまだまだ少数。 そんな中、 子供のさまざまなあそび道具と 遊べる環境を提供する ボーネルンドが パルクール教室を開始! 体験教室に参加してみたので その様子を詳しくレポートします。
年少から参加OK!おなじみのキドキドで開催
4月から開校になる パルクール教室は、 東京・有明にある ボーネルンドあそびのせかい 有明ガーデン店内のキドキドで 行われます。 キドキドは 親子一緒にさまざまな 室内遊びができる施設。 全国に18ヶ所あるので 訪れたことのある人も 多いのでは?
パルクール教室は 年齢別に3クラス。 親子で一緒に楽しめて、 おうちでの身体遊びのサポートの仕方まで 教えてもらえる親子クラス(3、4歳)
子供がひとりで参加し パルクールの考え方を取り入れた 身体遊びをするプレスクールクラス(4〜6歳)
そして自由な発想で パルクールの動きを実践する ジュニアクラス(6〜12歳)です!
今回は、4月から小学2年生になる 息子がジュニアクラスの体験に参加しました。
講師はプロのパルクールアスリート!
レッスンはそれぞれ60分間。 教えてくれるのは 第一線で活躍する プロのパルクールアスリートたちです。 この日の講師はFUGAさん。 日本を代表するパルクール集団 「monsterpk」のメンバーです。 パルクール教室では、 実践者のことをトレーサーと 呼ぶそうですよ。
感染症対策を徹底するため レッスン中はみんなマスク着用。 普段キドキドで あそびの提案をしてくれている プレイリーダーも 2人補助についてくれます。 レッスン開始前には 準備運動をしっかりと。 パルクールの基礎となる 足の動きも、床の上で練習します。
動きを確認したら、 少し低めの台でトレーニング。 今回はパルクールでの 移動の基礎となる技、 ヴォルトを2つ教えてもらいました。 こちらは障害物に片足をかけ、 もう片足で前に抜くという ステップヴォルト。
トレーサーにまずお手本を見せてもらい、 各自練習していきます。 レッスンの定員は各回8〜10人 (親子クラスは10組)と少人数。 ひとりずつしっかり見てもらえるし、 補助のプレイリーダーも サポートしてくれるので安心です。 プレスクールクラス、 ジュニアクラスは 保護者の見学も可能です。
体を反転させながら 障害物を飛び越える リバースヴォルトという技も 教えてもらいました。 この2つを組み合わせて 飛び越える練習を繰り返します。 練習の様子はこちら!(音は出ません)
トレーサーのお手本披露では、 「おぉ〜」という歓声や拍手が! パルクールは他者との競争ではなく 自分自身の能力を見極め 挑戦していくスポーツ。 基本的な技は練習で 覚えていくことになりますが、 競技自体には 「こうしなければならない」 というルールはありません。 だから練習も それぞれ自分たちのペースで。 パルクール経験がある子は 片手で飛んでみたり、 障害物を飛び越えるジャンプ力が まだ少し足りない子は 踏み台を使ったり。 どんどん難しいことに挑戦できるし、 ゆっくりペースにすることも可能。 だから、同じレッスンを受けていても 初めての子から経験者まで レベルの差をあまり意識せず 楽しめるな、と見学していて感じました。 スポーツの習い事は 初心者クラス、上級クラスなどが 分かれている場合も多いので、 「上手い子にレベルを合わせるからついていけなかった」 「上達が早くて後半はレッスンが物足りなくなった」 というような経験、ありませんか? パルクールはそういった心配をせず 自分に合った体の動かし方、難易度で 楽しめるいいスポーツだなぁと実感!
最後に参加者とトレーサーで 記念撮影。 レッスン後は 「またやりたい!」「通いたい!」 とパルクールの魅力に すっかり取り憑かれているようでした。 この4月からパルクール教室を開校するのは あそびのせかい 有明ガーデン店。 教室の詳細については 公式ホームページを チェックしてみてくださいね。 取材協力/ボーネルンド