【夏休み】星野リゾート　リゾナーレ那須へ！子連れ宿泊レポート

公開日 2022年6月20日 最終更新日 2024年6月12日

ファミリーに優しいホテルとして
話題の星野リゾート　リゾナーレブランド。

全国に6カ所ありますが、
今回は栃木県那須町にある
星野リゾート　リゾナーレ那須に
宿泊してきた様子をレポートします！

子どもは4歳、8歳連れ。
赤ちゃん向けのサービスも
合わせてご紹介します。
（取材は2021年7月実施、当時の年齢です）

リゾナーレ那須へのアクセスは？那須塩原駅から送迎バスがあるので便利

リゾナーレ那須は、
栃木県那須町にある
リゾートホテル。

日本初のアグリツーリズモリゾートとして、
2019年にオープンしました。

アグリツーリズモリゾートについては
オープン時の内覧会レポートで
詳しくご紹介しています。

https://footaby.com/2020/02/20/risonarenasu/

那須は関東圏でも特に
人気の観光地。

2、3時間のドライブなので
訪れやすいですが、
東北新幹線でも
東京駅から約75分で
最寄り駅の那須塩原駅に到着します。

那須塩原駅からは
無料の送迎バスが運行しているため
車がなくても便利。

送迎バスは事前予約が必要で、
那須塩原駅発は14時40分発、
リゾナーレ那須発は10時50分発（土日祝のみ）、
13時10分発です。

バスの所要時間は35分から40分。

ホテル周辺には
那須ガーデンアウトレット（車で20分）や
那須ハイランドパーク（車で8分）など
観光スポットもたくさんありますよ。

客室は林の中のコテージ風。独立しているからすぐ外に出られる

リゾナーレ那須は
広い天然生林の中にあります。

客室も林の中に点在していて、
コテージのような雰囲気！

今回泊まったのは
デラックスメゾネット。
（定員：4人）

1階がリビング、
2階がベッドルームになっていて
とても広いです。

目の前には田園風景が
広がっていて、
テラスでホッと一息つくだけで
くつろげそう。

リビングには大きなソファが。
家族でくつろげる
十分な広さです。

今は密や接触を気にして
客室で朝食やランチを食べる人も
多いと思います。

ソファやテーブルがきちんとあり、
ベッドルームと独立していれば
子連れでも食事しやすいですね。

カウンターにはハイチェアも2脚
用意されています。

リビングから2階の
ベッドルームまでの動画はこちら！
（音は出ません）

天井も高く、
かなり開放感があります。

階段の横には透明の
アクリルガラスがはめ込んであるため
隙間から子どもが落ちる心配も少ないはず。

ただし階段を使うときは
親がよく見てあげる必要がありそうですね。

ベッドはマットレスのみなので、
容易に動かせます。
3台を隙間なくくっ付ければ
落下する心配もありません。

リビングとベッドルームが
独立していると、
子どもが寝た後も
部屋中の電気を消すことなく
親がくつろぐことが可能！

リゾナーレは
大人のためのファミリーリゾート
というコンセプトだから、
親にとってもうれしい
ポイントがたくさんあります。

客室のアメニティはキッズ歯ブラシ、
ワンピースタイプの
キッズパジャマ、スリッパを完備。

パジャマは
Sサイズが130cmの8歳児、
SSサイズが110cmの4歳児に
ぴったりでした。

どんな天候、季節でもアクティビティ豊富。室内遊び場もあり！

大自然の中にある
リゾナーレ那須は、
施設内を散策するだけで
子どもは楽しく過ごせる場所！

特に初夏から夏シーズンは
生き物がいっぱいです。

フロント棟と
本館の客室エリアを
移動する間だけでも
林で虫取りができます。

ちなみに施設内の移動は徒歩。
土手沿いを歩いたり、
木が敷き詰められた道もあって
少し凸凹しているので
ベビーカーより抱っこ紐のほうが
おすすめです。

虫取り網、虫かごは
無料でレンタルOK！

施設内にあるアクティビティ施設
「POKO POKO」のそばに
無料レンタルコーナーがありますよ。

他にも捕まえた虫を
観察できるキットや
生き物図鑑、観察ワークシート、
レジャーシートなども
ここで借りることができます。

私たちが訪れた7月初旬は、
蛙、バッタ、蜘蛛、
ニホンカナヘビ、
クワガタムシなどを
見つけることができました。

虫を持ち帰りたいなら、
あらかじめ虫かごを
持参するのがおすすめです。

きのこもたくさん発見！

秋には木の実やきれいな落ち葉が
たくさん拾えるそうで、
真冬には雪遊びもできるとのこと。

訪れる季節によって
いろいろな遊びを楽しめそうです。

自然の中で走り回るのが一番
楽しいですが、
雨の日や暑すぎる・寒すぎる日も
退屈しないような
設備がたくさん用意されていました。

POKO POKOには
室内遊具コーナーが。

高さ6.5mのネット遊具は
圧巻です。

アスレチックのように
てっぺんまでよじ登り、
体全身を使って遊べます。

実は子どもだけでなく
大人も登っていいそうなので、
親子で挑戦したいところ。

宿泊者は無料で利用できますが、
現在は感染症対策のため
20分単位の事前予約制になっています。

遊具前に掲示されているQRコードから
すぐに予約できるので便利です。

ネット遊具の周りは
ボールプールになっており、
奥にはクライミングエリアも。

リゾナーレ那須には
託児サービスがあり、
メインダイニングの
「OTTO SETTE NASU」を
利用する場合は
なんと無料で子どもを預かってくれます。

その託児が行われるのも
POKO POKO。

また、有料で預かってもらうことも可能です。

17:00〜21:00限定で、
料金は1,000円／30分です。

当日の予約は不可。
利用する予定がある人は
3日前の17時までの予約が必要です。

パティシエ体験ができる新しいアクティビティに挑戦！

リゾナーレ那須では
2021年5月から
子ども向けの新しいアクティビティが
スタート！

「リゾナーレキッズスタジオ
〜リゾナーレ那須編〜」で、
オリジナルのシェフコートを着て
オリジナルのスコップケーキを
作れるという内容です。

宿泊者限定、
4歳から小学校低学年が対象。
税・サービス料込み1,500円です。

各回5人までで、
アクリルパネルで
仕切られた状態で作るなど
最大限の感染症対策が
取られているので安心。
（上の写真は撮影時のみマスクを外しています）

挑戦するスイーツは
畑のスコップケーキ。

火を使わず、
スポンジやクリームなどを
容器に詰めていくだけなので
4歳でもお手伝いなしで
作ることができます。

スタッフさんが説明しながら
見て回ってくれるため、
ゆっくりペースの子でも大丈夫。

遅れていても丁寧に
フォローしてくれます。

クリームを絞り、
土に見立てたクランチや
お花のチョコ、フルーツをのせて完成！

畑がテーマなので、
使用するフルーツや
デコレーションの内容も
季節に合わせて少しずつ変わるそうです。

デコレーションや
クリームの量に
子どもの個性が出ておもしろい！

ケーキを詰めた容器は
ふた付きなので、
客室に持ち帰ったり
野外で食べることも可能です。

スコップの形をした
スプーンもセットに！

開始したばかりの新しい
アクティビティですが、
すでに大人気の様子でした。

夏休みや土日祝日は
かなり混み合うので、
早めにチェックインして
予約することをおすすめします。

田んぼを眺めながら、プライベートなビアガーデン！

夕食前は、アペリティフタイムを
楽しむためにアグリビアガーデンへ。

2021年9月30日まで
期間限定開催されている
夕涼みイベントです。
（現在は終了、今年は田んぼビアガーデンとして
リニューアルしています）

野菜やハーブを栽培している
グリーンハウスで
野菜を使ったドリンクが
無料で振舞われています。

グリーンハウスでいただいてもいいのですが、
せっかくなので外に持ち出して
野外ビアガーデン気分を味わいました！

グリーンハウスから田んぼまでは徒歩1分。

アグリビアガーデンは
17時から20時まで開催していて、
子連れには夕食前の
まだ明るい時間帯がベストです。

ビールをトマトジュースで
割ったレッドアイや
ミントが美味しいモヒート、
しそを使ったノンアルコールドリンクや
ちょっとしたおつまみを
楽しみました。

テーブルセットやハンモックの
ある特別席は、
晴れの日限定で
用意されています。

雨が降って外に出られない時や日没後は
ライトアップしたグリーンハウスで
楽しむのがよさそうですね。

夕食はビュッフェまたはコース料理。子連れでもフルコースが食べられる

リゾナーレ那須での夕食は
2種類から選べます。

ひとつはビュッフェレストラン
「SHAKI SHAKI」でのビュッフェ。

食べる量やタイミングを調節できるので、
子連れにはとても人気です。

今回はもうひとつの選択肢、
メインダイニング
OTTO SETTE NASUを
利用してみました！

小さな子がいると、
コース料理を食べに行くなんて
夢のまた夢。

でも、ファミリーに優しい
ホテルにあるレストランなら
キッズメニューやサービスが
用意されているし、
スタッフさんも子ども慣れしています。

周囲のお客さんも
子連れである確率が高いため、
気持ち的にも少し余裕を持って
利用できそうです。

もちろん、子どもにとっては
こうした場でのマナーを
学ぶいい機会にもなります！

8歳はキッズコースを。
7-11歳向けのディナーコースは
9,100円で全6品です。

上の写真は白身魚のグリル。

4-6歳向けには
全5品のミニコースが
6,500円で用意されています。

前菜の盛り合わせに始まり、
スープ、パスタ、
牛肉のグリル（写真）、デザートと
盛りだくさんの内容。

4歳が完食するには少し多めの量です。

それでも、少しずついろいろなものを
食べられるのが楽しいのか
比較的落ち着いて座っていてくれました。

大人は全8品で15,730円。
普通に食事すると3時間から
3時間半ほどかかります。

ゆっくり味わいたいところですが、
子どものほうが早いペースで
食事が進むため、
リクエストすれば
大人も早めに出してもらうことが可能です。

早く食べ終わった子には、
塗り絵と色鉛筆を用意してくれました！

ちなみに
もちろんキッズチェアは完備、
お食事エプロンも
シリコンと紙製のものが
常備されています。

離乳食も5カ月ごろから
1歳6カ月ごろまでのものを
注文できるようになっています。

お米について学べる年間プロジェクトも楽しい

リゾナーレ那須の施設内には
広い田んぼがありますが、
1年を通して「お米の学校 2021」
というプロジェクトを実施しています。
（2022年も実施中！）

4月から10月までの間、
種まき、田植え、収穫、
脱穀や精米までの
米作りを宿泊者が体験できるというもの。

全5回のイベントが計画されていて、
今回は特別に
イベントで実施された授業内容の一部を
再現していただきました。

田んぼやお米にまつわる
クイズに答えながら、
日本の米作の現状について
楽しく学べる内容です。

スタッフさんの話によると、
50年前に比べて
日本人のお米消費量は
半減してしまっているそうです。
田んぼの面積も同じように激減。

数字にはピンと来なくても、

「田んぼがなくなったらおいしいご飯が
食べられなくなる日が来るかもしれない」

「田んぼに住んでいる蛙やおたまじゃくしが
生きていけなくなるかもしれない」

子どもにもイメージしやすいように
分かりやすく説明してくれているのが
印象的でした。

現在、第2回まで終了していて
田んぼの観察や火おこし体験を行う第3回は8月10日、
収穫をする第4回は10月1日から10月7日、
脱穀と精米、羽釜ご飯を炊く最終回は10月21日に
行われる予定です。

8月10日の回はちょうど夏休み！
自由研究のテーマにお米を選んで
勉強を兼ねるのもいいですね。

リゾナーレ那須で行われている
自由研究プログラムは
こちらもおすすめですよ。
（2022年もバージョンアップして実施中）

https://footaby.com/2021/07/21/jiyukenkyunasu/

ストレスや閉塞感を感じやすい
コロナ禍は、
子どもも大人も自然の中で
思い切り遊んでリフレッシュしたいもの！

星野リゾート　リゾナーレ那須は
季節問わず自然を満喫できる場所です。

長期休み、週末のお出かけに
チェックしてみてくださいね。

取材協力／星野リゾート　リゾナーレ那須

https://footaby.com/2022/03/04/risonareyatsugatake/

https://footaby.com/2021/06/13/outdoor/

https://footaby.com/2022/03/04/risonareyatsugatake/