公開日 2021年5月26日 最終更新日 2022年4月21日
新型コロナウイルスの
流行が2年以上続いている今の状況で
家族旅行はどうなの? してもいいの?
悩んでいる人は多いと思います。
結論から言うと、正解はありません。
緊急事態宣言発令中は
外出を控えるべきですが、
除外されている期間は
自分たちの判断がすべてです。
当記事はコロナ禍での旅行の是非を
問うものではなく、
「旅行したい!」 と考えている人のために
子連れ、家族旅行の際に
注意したいポイントを
子連れトラベルエディターとしての観点から
まとめています。
※2022年4月21日時点の情報をもとに記事を作成しています
最大限の感染対策をする、キャンセルを躊躇しない
旅行計画を立て、
予約をしていても
直前に体調を崩してしまうことは
よくあります。
これはコロナ禍でなくても
小さな子供がいる家庭なら
いつでも起こりうること。
子供の発熱や体調不良は
急にやってくるものです。
発症を疑うような症状、
その他の体調不良・変化を 感じとったら
返金がなくてもキャンセルする
という強い気持ちを持って予約しましょう。
それが、私たち旅行者が
心に留めておくべき
最低限のマナーではないでしょうか。
客室で過ごす以外は常にマスク、
アルコール消毒、体温チェックなどの
基本的な感染症対策は
言うまでもなくマストです。
利用するなら車で、宿泊経験のあるホテルへ
コロナ禍の2020年を経て、
宿泊施設は感染防止対策を
しっかり講じているところがほとんどです。
普通に過ごしていて
宿の対策が不十分で感染した、
ということはほぼ起こり得ないような状況。
感染防止策を徹底すれば
大半は心配ないというのが
分かってきているので、
遠方への大掛かりな旅行ではなく
日常生活の延長で旅行できるのならば
旅行することは可能になっています。
この考え方で、私がもし今旅行するなら
こうする!という内容を
ご紹介したいと思います。
・公共交通機関ではなく、車を選ぶ
コロナ禍での旅行の大きな懸念材料は
宿泊施設までの移動かもしれません。
人と接触する場面を
減らしたいのなら、
旅先までは車移動がもっとも安心。
車から出るのは
トイレ休憩など最低限にして、
コンビニや道の駅など
寄り道を欲張らない。
こうすれば、自分が感染する心配も
自分が感染を広げるかもしれないという
心配も減らすことができそうです。
子連れ旅行ということを考えても
移動はとても大変で親に負担がかかる部分。
車は重い荷物を持たなくてもいいし
乗り換えや駅までの移動もなく
ラクになるのでとてもおすすめです。
・車で1時間内で到着する宿泊施設を選ぶ
理由は、接触を限りなく少なくできるから。
遠くなるほどトイレ休憩が多く必要になります。
車で1時間くらいとなると
居住する都道府県内の移動程度になるので
普段のお出かけを少しだけ延長したような
気持ちで旅行に出かけられますね。
人気リゾート企業、星野リゾートは
「マイクロツーリズム」を提唱していて
まさにこの気持ちを代弁してくれています。
家から近い距離にある
ご近所旅行を楽しんでほしいと
特設ページを立ち上げているので、
「近いけれど行ったことがなかった」
という施設を探してみるとよさそうです。
・一度でも訪れたことがある宿泊施設を選ぶ
宿泊経験がある施設なら、
館内の地理がなんとなく頭に入っているため
ムダにウロウロすることもありません。
これも他人との接触を減らす
大きなコツになります。
周辺観光があまりできない旅では
ホテルでいかに快適に過ごすかが
大きなポイントになります。
アクティビティの内容、食事の充実度、
客室の快適度など
あらかじめイメージできれば
おこもり滞在でも
ある程度満足できるのではないでしょうか。
・周辺観光は少なめに。施設内で旅を完結できることが条件
流行が完全に落ち着いていない今の状況で
周辺観光を積極的に行うのは
まだまだ難しいもの。
家から宿泊施設へ直行、
施設だけで過ごして
家に直帰する
直行直帰の旅がもっとも安全な方法。
だからこそ、宿泊施設の中に
豊富なアクティビティが用意されている
ところを選ぶのがおすすめです。
大人だけなら温泉に浸かって部屋でのんびり、
という旅でもじゅうぶん満足できますが、
子供がいるとなかなかそうもいきません。
キッズルーム、プール、 アスレチック、
○○体験、 手作り教室、スポーツレッスンなど
施設内で楽しめることがあれば
周辺観光なしでも満足できる旅になるのでは?
開放感のある野外での
アクティビティが あればなおよし!
もちろん、他人と接触する危険もあるので
予約制なのか、人数制限などが行われているかは
事前にしっかり確認が必要です。
もしもあなたや家族が
「ホテルだけじゃつまらない!
街をぶらぶら歩きたい、寄り道したい」
という旅のスタイルなら 今はまだ我慢のとき。
宿泊施設に缶詰になるのが
イヤで ストレスを感じるくらいなら、
無理に旅行する必要はないと思います。
まだまだ油断できない状況ですが
自粛疲れ、コロナ禍のストレスが
少しずつたまって
リフレッシュが必要な人も多いはず。
旅行に行くか、行かないか。
決断は自分自身がするしかないもの。
その決断に、
この記事が役立ってくれることを願っています。
※この記事は2022年4月21日現在の情報を元に書いています。
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